ECサイトのSEO対策入門|今日からできる12項目

WEB制作

「ECサイトを運営しているのに、なかなかアクセスが増えない…」
「認知も広がらないし、購買にもつながらない」

そんな悩みを抱える担当者は少なくありません。ECサイトの集客力を高め、売上を安定的に伸ばす鍵となるのがSEO対策です。SEOとは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンでECサイトの商品ページを上位表示させるための取り組みのこと。正しくSEOを行えば、広告費をかけずに購入意欲の高い顧客を自然に集めることができます。

本記事では、初めてECサイトのSEOに挑戦する方でも実践できるよう、基本の考え方から効果的な商品ページの最適化方法まで、わかりやすく解説します。

目次

  1. ECサイトにSEO対策が欠かせない理由とは?
  2. 効果的なSEO対策に必要な知識と専門分野
  3. なぜ多くの企業がECサイトのSEOで成果を出せないのか
  4. 自社でSEO対応する際に起こりやすい課題とリスク
  5. SEO専門家に依頼することで得られる5つのメリット
  6. ECサイトのSEO成功事例と実績紹介
  7. まとめ|ECサイトのSEO対策で成果を出すために今すべきこと

1. ECサイトにSEO対策が欠かせない理由とは?

EC市場の拡大と競争激化

近年、ECサイト市場は急速に拡大しています。コロナ禍を経てオンライン購入が生活の一部となり、大小さまざまな企業が続々とネット販売へ参入。その結果、ECサイト同士の競争はかつてないほど激しくなっています。

しかし現実には、

  • 無料の簡単なサービスから完全オーダーメイドまで構築方法が多様化
  • 年商1億円未満の小規模ECサイトが市場の大多数を占めている
  • 約7割の企業が自社SEO対策で十分な成果を得られていない

というデータが示す通り、「ただECサイトを作っただけ」では顧客に見つけてもらうことすら難しいのが現状です。さらに、広告費の高騰によりSEOなしの集客はコスト面でも限界を迎えています。

ECサイトでSEO対策が重要な3つの理由

1. 継続的に集客できる「資産」になる

広告は出稿を止めれば効果も止まりますが、SEO対策による上位表示は長期的な集客資産になります。安定したアクセスを得ることで、広告費を抑えつつ売上を維持できます。

2. 購入意欲の高い顧客を自然に集客できる

「商品名+通販」「カテゴリ+おすすめ」といった検索をするユーザーは、すでに購買意欲が高い層。SEOで上位表示されることで、広告なしでも「買う気のある顧客」が自ら訪れるようになります。

3. 競合との差別化が可能

意外にも、多くのECサイトは本格的なSEO対策を行っていません。特に簡単にECサイトを作れるサービスを利用している企業は、デザインや商品登録に注力し、SEOが後回しになりがちです。今からでも正しくSEOに取り組めば、競合より先に検索上位を獲得し、売上で差をつけるチャンスがあります。

ECサイトならではのSEOメリット

ECサイトは、一般的な企業サイトよりもSEOとの相性が良いという特徴を持っています。

  • 商品数が多い:ページ数が多く、多様なキーワードで上位表示を狙える
  • 更新頻度が高い:新商品や在庫情報の追加で検索エンジンから高評価を得やすい
  • お客様の声が増える:レビューやQ&Aなどお客様が書いた文章が自然なキーワードでのSEO強化につながる
  • 購買データが蓄積:検索行動と購買データを分析し、SEO戦略に活用できる

これらの強みを活かせば、ECサイトは他の業種よりもSEOの成果を出しやすい土壌があります。


2. 効果的なSEO対策に必要な知識と専門分野

ECサイトのSEO対策は、「キーワードを入れるだけ」で成果が出るような単純な作業ではありません。上位表示を実現するためには、マーケティング・技術・ライティング・データ分析といった複数の専門分野を横断的に理解する必要があります。ここでは、特に重要な5つの分野を解説します。

2-1. キーワード戦略|検索意図を読み解くマーケティング思考

ECサイトのSEOで成果を出すには、ユーザーの検索意図を的確に捉え、最適なキーワードを設計することが不可欠です。単に検索ボリュームの多い語句を狙うのではなく、「購入につながるキーワード」を見極める分析力が求められます。

実務で必要なスキル

  • Googleのキーワード調査ツールやサーチコンソール(検索状況を確認するツール)を活用したデータ分析
  • 競合サイトがどんなキーワードで集客しているかのリサーチ
  • 具体的で競合の少ないキーワードによる戦略設計

2-2. 技術的最適化|SEOの土台を支えるサイト設計

ECサイトの構築方法(簡単に作れるサービス、自社開発など)によって、SEO対応の自由度は大きく異なります。技術的SEOを正しく理解しておくことで、検索エンジンが評価しやすい構造を作ることができます。

必要な技術知識

  • 内部リンクを意識したサイト構造の設計(サイト内のページ同士をつなぐ仕組み)
  • 構造化データの適切な実装(商品情報を検索エンジンに分かりやすく伝える仕組み)
  • ページ読み込み速度の最適化
  • スマートフォンでの見やすさへの対応
  • 重複コンテンツや複数のURLを1つにまとめる対策

2-3. コンテンツ戦略|検索意図と購買心理をつなぐライティング

SEOにおいて「コンテンツ」は最も重要な要素のひとつです。検索意図に沿った商品説明文や、カテゴリページの充実度はECサイトの信頼性と購買率を大きく左右します。

ECサイトで重要なコンテンツ

  • 商品詳細ページの最適化(タイトル・説明文・画像の説明文など)
  • カテゴリページや特集ページの情報充実
  • レビュー・Q&Aなどお客様が作るコンテンツの活用
  • 商品の使い方・活用シーンを紹介するコンテンツマーケティング

2-4. 外部施策|被リンクとブランド価値を高める広報戦略

外部からのリンク(被リンク)は、今でもSEOにおける重要な評価指標のひとつです。ECサイトでは、プレスリリース配信やSNS運用を通じて自然な被リンクを増やすことが効果的です。

主な外部施策

  • メディアやブログでリンクを獲得する戦略
  • プレスリリースや他社との記事コラボの配信
  • SNSとの連携による拡散と認知向上

2-5. データ分析|施策の効果を数値で検証する

SEO対策は「やりっぱなし」では成果が見えません。Googleアナリティクスやサーチコンソールといった無料で使える分析ツールを活用し、効果測定を定期的に行うことで改善点を発見できます。

チェックすべき主要指標

  • 自然検索からの流入数(検索エンジン経由で何人来たか)
  • コンバージョン率(サイトを訪れた人のうち何%が購入したか)
  • 直帰率・滞在時間などのユーザー行動データ
  • ページ表示速度とスマートフォンでの評価

これらのデータをもとに、施策を継続的に改善していくことが、ECサイトのSEOで成果を出す最短ルートです。


3. ECサイト構築方法別のSEO特性|メリット・デメリット比較

多くの企業がECサイトのSEOで成果を出せない理由の一つに、自社の構築方法の特性を理解せずにSEO対策を進めてしまうことが挙げられます。ECサイトの構築方法は多様化しており、それぞれにSEO対策の特性があります。ここでは主な構築方法のメリット・デメリットを整理し、自社に最適な選択肢を見つけるヒントをご紹介します。

構築方法別比較表

構築方法開発/運用コストSEO自由度メリットデメリットおすすめの企業
無料ASP・初期投資ゼロ
・すぐに始められる
・SEO機能が限定的
・独自ドメイン非対応が多い
・個人店
・テスト用途
有料ASP低~中・低コストで開始
・基本SEO機能あり
・カスタマイズに限界
・競合との差別化が難しい
・小規模EC
・予算が限られる
クラウドEC中~高中〜高・拡張性が高い
・アップデート自動
・月額コストが高め
・システム選定が重要
・中規模EC
・成長を見込む
パッケージ・カスタマイズ可能
・機能が豊富
・初期費用が高額
・保守費用が必要
・大規模EC
・独自機能が必要
スクラッチ開発最高最高・完全自由設計
・理想的なSEO実現
・開発期間が長い
・運用コストも高額
・超大規模EC
・独自性重視

どの構築方法を選ぶべきか?

選択の判断基準は以下の3点です:

  1. 予算:初期投資や運用コストのバランス
  2. リソース:社内の技術力や運用体制
  3. 目標規模:将来的な事業拡大の見込み

重要なのは、どの構築方法でもSEO対策は可能ということです。それぞれの特性を理解し、自社の状況に合った方法を選び、その中で最大限の成果を出すことが成功への近道です。


4. 自社で最低限やるべきSEO対策チェックリスト

自社でSEO対応する際には、知識不足や技術的な設定ミス、継続的な改善の困難さなど、様々な課題やリスクがあります。しかし、構築方法に関わらず、まず押さえるべき基本的なポイントがあります。

ここでは、自社で今すぐ実践できる最低限のSEO対策をチェックリスト形式でご紹介します。まずはこれらの項目から取り組んでみましょう。

【基本設定編】まず確認すべき5項目

☐ 1. Googleサーチコンソールの登録

  • 重要な理由:Googleがサイトをどう評価しているか確認できる無料ツール
  • やること:Google Search Consoleにサイトを登録し、週1回は確認する習慣をつける
  • 確認ポイント:エラーがないか、どんなキーワードで表示されているか

☐ 2. XMLサイトマップの送信

  • 重要な理由:検索エンジンに全ページを正しく認識してもらうため
  • やること:サイトマップを生成(多くのカートシステムは自動生成機能あり)し、サーチコンソールから送信
  • 確認ポイント:すべての重要ページが含まれているか

☐ 3. スマートフォン対応の確認

  • 重要な理由:ECサイト訪問者の70%以上がスマートフォン経由
  • やること:実際にスマホで自社サイトを閲覧し、使いにくい点をチェック
  • 確認ポイント:ボタンが押しやすいか、文字が読みやすいか、画像の読み込みが遅くないか

☐ 4. ページ表示速度の確認

  • 重要な理由:表示が遅いと離脱率が上がり、SEO評価も下がる
  • やること:「PageSpeed Insights」(Google無料ツール)でスコアを確認
  • 確認ポイント:スコア50以上を目指す。特に商品画像のサイズを最適化

☐ 5. 重複コンテンツの確認

  • 重要な理由:同じ内容が複数URLで存在すると、検索エンジンの評価が分散する
  • やること:色違い・サイズ違いの商品が別URLになっていないか確認
  • 確認ポイント:canonicalタグで正しいURLを指定する

【商品ページ最適化編】売上に直結する5項目

☐ 6. 商品タイトルの最適化

  • 良い例:「【送料無料】オーガニックコットン タオルセット(バスタオル2枚・フェイスタオル4枚)ギフト対応可」
  • 悪い例:「商品A」「タオル」
  • ポイント
    • 検索されそうなキーワードを含める(「オーガニックコットン」「タオルセット」)
    • 商品の特徴を具体的に記載(枚数、ギフト対応など)
    • 30〜40文字程度に収める

☐ 7. 商品説明文の充実

  • 最低限書くべき内容
    • 商品の特徴(素材、サイズ、機能など)
    • 使用シーン(「朝の洗顔後に」「ギフトとして」)
    • 他商品との違い(「従来品より吸水性30%UP」)
  • 文字数の目安:200〜600文字程度
  • 注意点:メーカー提供の説明文をそのままコピペしない(他サイトと重複になる)

☐ 8. カテゴリページの説明文追加

  • 重要な理由:「タオル おすすめ」などカテゴリ検索からの流入が見込める
  • やること:各カテゴリページに150〜300文字程度の説明文を追加
  • 書く内容:カテゴリの特徴、選び方のポイント、人気商品の紹介

☐ 9. レビュー機能の設置と促進

  • 重要な理由
    • ユーザー生成コンテンツがSEO評価を高める
    • 購入率アップにも直結
  • やること
    • レビュー機能を設置(多くのカートシステムに標準装備)
    • 購入後にレビュー依頼メールを送る
    • レビュー投稿でクーポン配布などインセンティブ設計

【継続的改善編】月1回チェックすべき3項目

☐ 10. サーチコンソールでキーワード分析

  • 見るべきデータ
    • 「表示回数が多いのにクリック率が低いキーワード」→タイトルや説明文を改善
    • 「11〜20位のキーワード」→少しの改善で上位表示が狙える
  • 頻度:月1回

☐ 11 競合サイトの商品ページチェック

  • チェック項目
    • 検索上位サイトの商品タイトルの付け方
    • 商品説明文のボリュームや書き方
    • レビューの充実度
  • 活用方法:良い点を自社サイトにも取り入れる

☐ 12. サイト内の古い情報の更新

  • やること
    • 在庫切れ商品の非表示または削除
    • 季節商品の説明文更新(「今年の夏に」→「来年の夏に」)
    • 価格改定の反映
  • 重要な理由:最新情報を保つことで検索エンジンからの評価が維持される

このチェックリストで困ったら?

これらの基本対策を実施するだけでも、多くのECサイトは改善が見込めます。

ただし、

  • 「技術的な設定方法が分からない」
  • 「実施したが効果が見えない」
  • 「この対応で合っているか不安」
  • 「もっと本格的に取り組みたい」

といった場合は、ECサイト構築のプロに相談することもおすすめします。
次の章では、専門家を活用するメリットについて詳しく解説します。


5. SEO専門家に依頼することで得られるメリット

基本的なSEO対策を自社で実施することは可能ですが、さらに大きな成果を求める場合や、効率的に成果を出したい場合には専門家の活用が有効です。ここでは、専門家に依頼することで得られる主なメリットをご紹介します。

5-1. 専門知識を即時活用できる

SEOの専門家は、数百から数千のECサイトを手がけた経験を持ち、効果的な施策や失敗パターンを熟知しています。

具体的なメリット

  • 様々なカートシステムに最適化されたSEO戦略を提供
  • 業種別の成功事例に基づく施策提案
  • Googleアルゴリズムの変動への迅速対応

自社で一から学ぶ時間を大幅に削減でき、短期間で成果につながる施策を実施可能です。

5-2. 本業への集中が可能

外注することで、社員はSEO作業に追われず本業に専念できます。

時間削減の具体例

  • 自社対応:月40時間(調査・実装・分析)
  • 外注依頼:月4時間(打ち合わせのみ)

削減した36時間で取り組めること:

  • 新商品の企画・開発
  • 顧客対応の質向上
  • マーケティング施策の立案

SEOを専門家に任せることで、業務効率と成果の両立が可能になります。

5-3. 最新情報への迅速対応

検索エンジンのアルゴリズムは年に数回、大規模な更新があります。

2024年の主なアップデート例

  • コアアップデート(3月・8月)
  • スパムアップデート
  • ヘルプフルコンテンツアップデート

専門家は常に最新情報を把握し、サイト戦略を柔軟に調整します。これにより、検索順位の急落リスクを最小化できます。

5-4. 客観的な視点でのサイト評価

社内だけでは見落としがちな点も、外部の専門家なら客観的に評価可能です。

社内では気づきにくいポイント

  • 業界用語の多用による理解しにくさ
  • ユーザー導線の複雑さ
  • 商品説明や情報の不足
  • 競合との差別化が不十分

外部の専門家による客観的評価と改善提案は、ECサイトの売上向上に繋がります。


6. ECサイトのSEO成功事例と実績紹介

自社での基本対策に加えて、専門家のサポートを受けることでどのような成果が期待できるのでしょうか?

株式会社ブリッジコーポレーションでは、ECサイトの集客と売上向上に特化したSEOコンサルティングを提供しており、これまで多数の企業様で検索順位向上と売上アップに貢献してきました。

主なECサイト制作実績

  • 酒類メーカー
タカラスタンダード.jpg
  • 食品メーカー
八つ橋.jpg
  • フレグランスブランド
フレグランス.jpg

実施した主な施策と成果

1. ユーザビリティを意識した商品検索機能の最適化

サイト内検索の導線を改善し、CVRが124%に向上しました。

2. SEOを考慮したサイト設計

検索エンジンとユーザー双方に最適な設計を行い、重要キーワードの検索順位が32位UPしました。

3. 最適なカートシステムの選定・実装

makeshop、 カラーミーショップ 、ecbeing 、ecforce 、shopify、 楽々リピート、 スクラッチECなど、多様なカートの実装実績があります。お客様のビジネスモデルや規模に応じて、最適なカートシステムを提案いたします。


7. まとめ|ECサイトのSEO対策で成果を出すために今すべきこと

本記事では、ECサイトのSEO対策について、基本的な考え方から具体的な実践方法まで解説してきました。

今日から始められること

 1.第4章のチェックリストを実践する
 2.第3章の比較表を参考に自社の構築方法の特性を理解し、最大限の効果を目指す
 3.定期的な改善サイクルを作る

こんな時はブリッジコーポレーションに相談を

  • チェックリストを実施したが効果が見えない
  • 技術的な設定方法が分からない
  • より本格的なSEO戦略を立てたい
  • 早期に成果を出したい
  • 長期的な集客基盤を構築したい

まずは無料相談で現状の課題を把握し、自社に最適なSEO戦略を見つけることをおすすめします。

無料相談・お見積りのご案内

「このチェックリストをやってみたけど、これで合っているか不安」「もっと効果的なSEO戦略を知りたい」など、ECサイトやSEO施策に関するお悩みをお持ちの方は、ブリッジコーポレーションにぜひ一度ご相談ください。

ご相談内容の例

  • 現在のサイトの課題分析
  • 競合サイトとの比較調査
  • リニューアルの効果予測
  • 具体的な改善提案
  • プロジェクト進行スケジュール
  • 予算・費用の相談

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