
【Web担当者向け】Webサイトリニューアルを円滑に進めるための9つの秘訣

インターネットの普及により、スマートフォンなどから誰もが簡単に情報を入手できる時代になりました。Webマーケティングが主流となった現代において、ホームページはビジネスを行う上で不可欠な存在です。
しかし、「Webサイトの作成や更新、運営に手間がかかる」「専門知識がないので難しい」といった課題を抱えている企業様も少なくありません。
そこで、Webサイト運営を効率化し、Web制作の経験や知識がない方でも簡単にWebサイトを管理・更新できるツールとして注目されているのが「CMS(コンテンツ管理システム)」です。
本記事では、CMSの基本的な機能から、自社に最適なCMSを選定するためのポイントまで、ブリッジコーポレーションの知見を交えてご紹介します。
1:CMSとは?
2:CMS導入のメリット・デメリット
3:自社Webサイトに適したCMS選び
4:まとめ
CMS(Contents Management System)とは、HTMLやCSSなどのWeb専門知識がなくても、Webサイトの構築、管理、更新を簡単に行えるシステムのことです。
多くのWebサイトでは、日々コンテンツが増え続けるため、管理が煩雑になりがちです。しかし、CMSを導入することで、Webサイトを構成するコンテンツ(文章、画像、プログラムなど)を効率的に管理し、最小限の作業で更新できるようになります。
CMSには、大きく分けて以下の種類に分けられます。
ソースコードが公開されており、基本的に無料で利用可能。自由にカスタマイズできるが、運用や保守は自己責任。
代表的なCMS:
WordPress(ブログ・企業サイト・ECサイトなど幅広く対応)
Drupal(大規模サイト・政府機関向け)
Joomla!(多言語対応・コミュニティサイト向け)
EC-CUBE(ECサイト向け)
提供会社が運営・管理するCMSで、クラウド上で利用可能。インストール不要で、すぐに運用開始できる。
代表的なCMS:
Wix(ドラッグ&ドロップで簡単にサイト作成)
Squarespace(デザイン性が高い)
Shopify(ECサイト向け)
BASE(シンプルなECサイト運営向け)
大企業向けに開発された高機能なCMS。セキュリティや拡張性が求められる大規模サイト向け。
代表的なCMS:
Adobe Experience Manager(AEM)
Sitecore
Movable Type(商用版あり)
コンテンツ管理機能とフロントエンド(表示部分)が分離しており、APIを通じてさまざまなデバイスやシステムと連携できるCMS。
代表的なCMS:
Contentful
Strapi
Ghost(API駆動型のブログ向けCMS
CMS(コンテンツ管理システム)は、Webサイト運営を効率化する強力なツールですが、導入にあたってはメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。
現代のWebマーケティングはますます重要性を増し、Webサイトに求められるニーズも複雑化しています。
それに伴い、CMS(コンテンツ管理システム)の選択肢も多様化しています。多くのCMSが存在する中で、自社のWebサイト規模や目的、社内のニーズに最適なCMSを導入することが成功への鍵となります。
ここでは、目的別におすすめのCMSをご紹介します。
世界で最も使用されているオープンソース型CMSで、圧倒的なシェアを誇ります。豊富なプラグインとテンプレートが用意されており、デザインの自由度が非常に高いのが特徴です。初心者でも簡単に操作できるため、Webサイトの構築や更新がしやすく、さまざまな用途に対応可能です。特に、機能を拡張したい方や、柔軟な運用が求められる企業に最適です。
EC-CUBEはオープンソース型のCMSで、特にネットショップに特化した機能を豊富に備えています。商品の管理、受注、販売、会員情報、プロモーション運営など、オンラインショップの運営に必要な基本的な機能が一元管理できます。また、300種類以上のプラグインが提供されており、決済機能や顧客管理、販促ツールなども簡単に追加できます。これにより、店舗特有のニーズに柔軟に対応できます。
Drupalは、グローバル企業や政府機関などで利用されている、高機能なオープンソースCMSです。特に大規模なWebサイトや、多国籍展開を行っている企業に最適です。Drupalは、承認ワークフロー機能を搭載しており、複数のグループで異なる権限を設定することができます。さらに、セキュリティが非常に強力で、100近い言語にも対応しているため、国際的な運営に非常に適しています。
これまで、目的別におすすめのCMSを紹介しましたが、CMSは自社のWebサイトの規模や目的に合わせて選択することが非常に重要です。
CMSの導入により、サイト運営は格段に効率化され、作業負担が軽減されます。しかし、CMSによって提供される機能や特性が異なるため、自社のニーズに最適なものを選ぶことが成功への近道です。
大阪に拠点を持つブリッジコーポレーションでは、CMSの導入から運用サポートまでトータルでサポートを提供しております。
詳細については、こちらのページからご確認ください。