ホームページから問い合わせが来ない5つの原因と解決策

WEB制作

「ホームページへのアクセスはあるのに、問い合わせが全く来ない…」 そんな悩みを抱えていませんか?

実はこの問題、中小企業のホームページでよくある典型的な課題です。

しかし安心してください。ホームページから問い合わせが来ない原因は曖昧なものではなく、はっきりとした共通点があります。そして、それを改善する具体的な方法も存在します。

アクセス数は十分にあるのに問い合わせにつながらないホームページには、主に5つの問題が隠れています。 「見つけてもらえない問題」「内容が薄い問題」「使いにくい問題」「問い合わせフォームの問題」「他社との違いが見えない問題」。

これらを解決して、スマホ対応の最適化・問い合わせボタンの改善・お客様目線でのページ作りという3つの対策を実践すれば、数か月後には”問い合わせが増えるホームページ”へと生まれ変わるでしょう。

目次

1.はじめに【ホームページの問い合わせが来ない現実】
2.ホームページから問い合わせが来ない理由とは?
3.問い合わせが来ないホームページの共通点5つ
4.ホームページの問い合わせを増やす具体的な改善方法
5.今すぐ実践できるホームページ改善チェックリスト
6.まとめ:ホームページの問い合わせを継続的に増やすために

1. はじめに【ホームページの問い合わせが来ない現実】

「ホームページを作ったのに、問い合わせが一件も来ない…」 実はこれは、多くの中小企業が抱える共通の悩みです。

  • 月間1,000人以上がホームページを見ているのに、問い合わせはゼロ
  • 制作費をかけたのに、売上や新規のお客様獲得につながらない
  • せっかく作ったホームページをお客様に見つけてもらえない

せっかくお金をかけてホームページを作ったのに成果が出ない。この現実に、多くの社長やホームページ担当者が頭を抱えています。

この記事で得られること

この記事を最後まで読むことで、次のポイントがわかります。

  • ホームページから問い合わせが来ない本当の理由
  • 今日から実践できる改善の具体的な方法
  • 数か月後に問い合わせを増やすための実践プラン

2. ホームページから問い合わせが来ない理由とは?

まず考えるべきは、ホームページを見たお客様がどんな気持ちになるかです。実際には、次のような不安を感じています。

お客様が抱える不安

  • 「この会社、本当に信頼できるのだろうか?」
  • 「問い合わせしたら営業の電話がしつこそうで怖い」
  • 「料金が全く見えなくて、不安で連絡できない」
  • 「自分の悩みを解決してくれるのか分からない」

こうした不安を取り除けなければ、どれだけたくさんの人がホームページを見ても問い合わせにはつながりません。

会社側が気づきにくい落とし穴

一方で、ホームページを作った側が見落としがちな点もあります。

  • 難しい専門用語が多すぎて一般の人には理解できない
  • お客様目線での説明や実例が不足している
  • スマホでの見た目や使いやすさをチェックしていない
  • 他社のホームページと比較して自社の弱点を把握していない

つまり、「お客様の立場に立てていないこと」こそが、ホームページから問い合わせが来ない最大の原因なのです。

3. 問い合わせが来ないホームページの共通点5つ

共通点1:そもそもお客様に見つけてもらえない

検索で表示されない問題

  • 「地域名+業種」(例:「大阪 税理士」)で検索しても10位以下に埋もれている
  • Googleマップに会社情報が登録されていない、または情報が古い
  • ホームページのタイトルや文章に、お客様が検索する言葉が含まれていない
  • ブログやお知らせが半年以上更新されていない

どんなに魅力的なホームページでも、お客様に見つけてもらえなければ問い合わせにはつながりません。

共通点2:内容が薄くて魅力が伝わらない

選ばれるための情報不足

  • サービス内容の説明が簡単すぎる
  • 実績や導入事例の紹介がない
  • お客様の声や口コミが掲載されていない
  • 更新が止まっていて「信頼できるのか?」と疑われる

お客様は必ず複数の会社を比較検討します。情報不足のホームページでは、競合他社に負けてしまうのです。

共通点3:使いにくくて途中で諦められる

操作性の問題

  • 問い合わせボタンが小さく目立たない
  • クリックすべき場所が分かりにくい
  • ページの表示に3秒以上かかる
  • 文字サイズが小さく、特にスマホで読みにくい

重要なのは、現在ホームページへのアクセスの60%以上がスマートフォンからという事実です。スマホでの使いやすさは、問い合わせ増加に直結します。

共通点4:問い合わせフォームで最後に諦められる

最後の一歩でお客様を逃す問題

  • 入力項目が10個以上あり、時間がかかる
  • 必須項目が多すぎて面倒に感じる
  • エラー表示が分かりにくい
  • 送信後に「送信完了」の確認メッセージが表示されない

せっかく問い合わせフォームまで来てくれたお客様を逃すのは、非常にもったいないことです。

共通点5:他社との違いが見えない

選ばれる理由がない問題

  • 競合他社と似たような情報ばかり掲載されている
  • 自社の強みや独自性が伝わらない
  • お客様にとってのメリットが不明瞭
  • 社長やスタッフの顔・経歴が分からない
  • 会社所在地や連絡先が不明確

「なぜこの会社を選ぶべきなのか」が伝わらなければ、お客様は安心できず、結果的に問い合わせを避けてしまいます。

この「5つの共通点」を改善することが、ホームページから安定的に問い合わせを獲得するための第一歩です。

4. ホームページの問い合わせを増やす具体的な改善方法

1. 検索でお客様に見つけてもらうための対策

改善方法

  • お客様が検索しそうなキーワードを3つ選ぶ
  • ホームページのタイトルや文章に、そのキーワードを自然に入れる
  • Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)の情報を常に最新に保つ
  • 月1回以上、ブログやお知らせを更新する

今すぐできること

  • 「地域名+業種」で検索順位を確認する
  • Googleマップの写真や営業時間を最新化する
  • タイトルや本文に検索されやすい言葉を3つ入れる

2. ページ内容とサイト全体の見直し

改善方法

  • 各ページのタイトルを32文字以内でわかりやすく設定
  • 検索結果に表示される説明文に具体的なメリットを書く
  • スマホでの表示を必ずチェックして修正する
  • 古い情報や不要なページを整理・削除する

今すぐできること

  • 主要な5ページのタイトルを見直す
  • スマホでの見た目を確認する
  • リンク切れや古い情報を修正する

3. 問い合わせまでの導線を作る

改善方法

  • 問い合わせボタンを目立つ色(オレンジ・赤)にして大きく配置
  • 各ページの上下に電話番号をわかりやすく表示
  • 「無料相談受付中」など安心感を与える文言を入れる
  • ボタンは指で押しやすいサイズ(44px以上)に調整

今すぐできること

  • ボタンの色やサイズを変更する
  • 全ページに電話番号を表示する
  • 「無料」「相談」など安心感を与える言葉を追加する

4. 問い合わせフォームの改善

改善方法

  • 入力項目は5つ以下(名前・電話・メール・相談内容・希望連絡時間)にする
  • 必須項目は最低限だけに設定
  • 入力例を表示して記入しやすくする
  • 送信後に「24時間以内にご連絡します」と明記する

今すぐできること

  • 入力項目の数を確認・削減する
  • 各項目に入力例を追加する
  • 返信までの目安時間を明記する

5. 今すぐ実践できるホームページ改善チェックリスト

【基本設定】最優先で確認・修正すべきポイント

まずは土台を整えることが重要です。最低限これだけは押さえておきましょう。

  • スマートフォンでの表示確認(アクセスの60%以上はスマホ経由)
  • 問い合わせボタンのデザイン改善(色はオレンジ・赤系、サイズは大きめに)
  • 電話番号の目立つ設置(全ページの上部に大きく表示)

【集客対策】1週間以内に取り組むべき施策

検索エンジンや地図からお客様に見つけてもらうための基本的な対策です。

  • Googleマップの登録・最新化(写真5枚以上、最新情報を必ず更新)
  • 「地域名+業種」での検索順位チェック(10位以内を目標に)
  • トップページのタイトル改善(32文字以内で、検索されるキーワードを盛り込む)

【内容充実】1か月以内に完成させる項目

選ばれるホームページにするためには「信頼と情報の厚み」が欠かせません。

  • お客様の声を3件以上掲載(できれば実名・写真付き)
  • 実績・事例写真を10枚以上追加(before→afterの形式が効果的)
  • よくある質問を10項目作成(お客様目線で具体的に)

【継続運用】効果を維持・強化するための習慣化

改善は一度きりではなく、続けてこそ成果につながります。

  • 月1回以上の更新を徹底(ブログ・お知らせ・施工実績などで情報を追加)

この流れで進めれば、ホームページの見栄え・集客・信頼性を段階的に強化できます。

6. まとめ:ホームページの問い合わせを継続的に増やすために

効果を”数字”で見える化する

改善の成果を正しく判断するには、感覚ではなく数字で確認することが大切です。定期的に以下をチェックしましょう。

  • 月ごとの問い合わせ件数を記録し、前月と比較
  • 訪問者数の推移を把握(増えているか減っているか)
  • どのページが問い合わせに直結したかを分析
  • 実施した改善ごとの効果を検証

数値を追うことで「どの施策が成果につながったか」が明確になり、次の改善に活かせます。

改善を続けるべき理由

ホームページ改善は一度きりでは終わりません。継続することで、競争力を維持・強化できます。

  • お客様のニーズは常に変化している
  • 競合他社も日々更新している
  • 検索エンジンのルールも変わり続ける
  • 小さな改善の積み重ねが大きな成果を生む

「一度やれば終わり」ではなく、継続して改善を重ねることで、長期的に成果を伸ばしていけます。

数字で効果を確認し、継続的に改善を繰り返す――これがホームページから問い合わせを獲得し続ける最大のポイントです。


今回の記事では、ホームページから問い合わせが来ない原因とその解決策についてお伝えしてきましたが、

  • 「何から始めればよいか分からない」
  • 「改善に充てる時間が確保できない」
  • 「専門的な技術的部分は外部に委託したい」

とお感じの場合は、ホームページ制作の専門家に相談することをおすすめします。

株式会社ブリッジコーポレーションでは、SEO対策・リスティング広告・コンテンツマーケティングなどの豊富な知識と実績を基に、ホームページを活用した集客・問い合わせ獲得に向けた総合的なサポートを提供しています。

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